画面を構成するコンポーネントを把握する [Android編]

画面を構成するコンポーネントを把握する [Android編]

画面をデザインする際、OS側で用意されているコンポーネントの名称や利用目的を理解しておくと、検討からプレゼンテーションなどでの進行がスムーズになります。今回はAndroidのコンポーネントについて、一部ですが紹介します。

 

App bars (アプリバー)

画面下部に表示されるタイプのアプリバーも存在しますが、上部のアプリバーには、現在開いている画面の名称や関連するアクション(検索やメニューを開くなど様々)を表示します。画面のデザインに合わせたカラーを配色して、アプリのブランディングを行う側面も持ち合わせる重要なコンポーネントです。

  

Navigation drawer(ナビゲーションドロワー)

ナビゲーションドロワーは、他画面への遷移やアカウントの切り替えなどのアプリ機能を利用するための手段として用います。このコンポーネントは、画面上に永続的に表示することもナビゲーションメニューアイコンで制御することもできます。

  

floating action button(フローティングアクションボタン)

画面の右下などで見かけることが多いフローティングアクションボタン(FAB)は、画面上で主要、または最も一般的なアクション(検索やお気に入り追加など様々)を割り当てます。フローティングアクションボタン(FAB)は、すべての画面コンテンツの手前に表示され、通常は中央にアイコンが付いた円形として表示されます。

 

今回紹介したコンポーネント以外にも、まだまだ多くのコンポーネントが存在しています。それらすべてを覚えきるのはなかなか大変ですし、今後も増えたりなくなったりすることも考えられます。Googleが提供するガイドラインにはコンポーネントについても記載されているので、定期的にチェックして最新の状態を把握しておきましょう。
参考に、上述のコンポーネントについて記載されているページをリンクしておきます。

 

 Android Developers

https://material.io/components/app-bars-bottom